第74回別府大分毎日マラソン 2026年2月1日

 

 

 

 

2026年2月1日(日)12:00~
第74回別府大分毎日マラソン
3時間27分25秒
3時間25分43秒(ネット)

当日編

朝8時前、別府駅に到着。そこから海方面へ10分ほど歩くと、北浜公園脇に到着した。すでに3台のバスが停車しており、そのうち2台は満席。残る1台へと誘導される。
ナンバーカードによって利用バスの時間帯が指定されているはずだったが、特に確認される様子はなく、そのまま乗車。8時10分に出発した。

8時20分頃、うみたまごに到着。海に面した駐車場は風がやや強い。会場周辺の海やコースをひととおり見て回り、写真を撮ったあと、カテゴリー4のテントへ向かう。

6年前はカテゴリー4および女子が国道の山側にテントがあったが、今回はカテゴリー3も山側に配置されていた。カテゴリー4のうち、4000番台以降は別府方面に拡張されたエリアへ誘導される。
スタートまでまだ3時間以上あり、外は風が冷たく、アップをする雰囲気ではない。テント内には点在する石油ストーブを中心に、100~200人位の男性ランナーが静かに時を過ごしていた。その光景は、どこか難民キャンプのようにも見えた。

10時を過ぎると外が少し暖かくなり、再び周辺を散策。スタート70分前(10時50分)の時点で、トイレは待ち時間ゼロ、しかも洋式ありという非常にありがたい環境だった。
11時頃になると、周囲のランナーも一斉に着替え、荷物整理、アップを始め、空気は一気に戦闘モードへ。いよいよスタートが近づいてきたことを実感する。

11時35分、ラインアップ開始。50番刻みでプラカードが掲げられていたが、ほぼ最後尾だったためか、整列はかなりアバウトだった(この点は6年前のカテゴリー2とはまったく違う)。
11時45分にはすでに国道が封鎖され、11時50分には上空にヘリコプターが接近し、テレビ中継が始まる。整列したランナーは徐々に車道へ移動。この移動がほぼ小走りなのが印象的だった。ここでもたつくと最後尾になるため、皆が本気で小走りになる。


【0-5km 23'51"(4'46"/km)】

12時ちょうどに号砲。今回もっとも気になっていたスタートライン通過までのタイムは1分42秒で、想定どおり、ほぼぎりぎりの数字だった。
周囲のランナーは皆、走力が近いため、3〜4kmを過ぎても渋滞はほとんど解消されない。ただしペース自体は決して遅くなく、おおよそキロ4分40〜50秒前後で流れている。
ランナーの密度が高いため、向かい風をほとんど感じずに走れる点は大きなメリットだった。


【5-10km 23'19"(4'40"/km)】

7kmを過ぎたあたりから、走行位置をセンターライン寄りの右側車線へ移す。この区間は、先頭集団とすれ違うことができる唯一の地点でもある。そのため、周囲のランナーも状況を把握しているようで、全体的に右側のほうが混雑していた。
第1折り返し地点を過ぎると10km地点。ここまでにスタート時のタイムロス(1分42秒)を解消し、50分(キロ5分ペース)で通過することを目安としていたが、実際には48秒の貯金を作ることができていた。


【10-15km 23'19"(4'40"/km)】
【15-20km 23'37"(4'43"/km)】

ここから一転して追い風となり、体感的にも少し楽になった。集団はやや散らばってきているものの、自分のペースへの影響はない。別府市街地を抜けると、しばらく海沿いのコースが続く。うみたまごのスタートした地点へ向け、淡々と足を進める。


【20-25km 23'52"(4'46"/km)】

20km地点、うみたまごを過ぎたあたりで1つ目のジェルを摂取。この先は、カーブに合わせて道路が大きく傾斜している箇所が何か所か現れるが、6年前はそれほど意識していなかったかもしれない。
キロ4分40秒台を維持したまま大分市街地へ進入。25km地点で「2時間ちょうど」の表示を確認し、貯金は5分となっていた。


【25-30km 24'55"(4'59"/km)】

ドン・キホーテ前を右折した28km過ぎ、フルマラソン33回目にして初めて、競技中にトイレへ入る。
この先でカフェイン入りジェルの摂取を予定していたため、不安を払拭する意味もあり、脚にまだ余裕があるうちにコンビニ前の仮設トイレを利用した。
この区間のみペースはキロ5分20秒まで落ち込んだが、想定していたほどのブレーキにはならなかったのが幸いだった。


【30-35km 23'59"(5'00"/km)】

競技場北側を通過した先の30km地点で、貯金5分を維持していることを確認。予定どおり2個目のジェルを投入する。
ここからはしばらく広い直線道路が続く。6年前はこの区間で向かい風に苦しみ、大きく体力を消耗したが、今回は例年どおりのやや追い風。なんとかキロ5分ペースを維持したまま、第2折り返し地点へ向かう。


【35-40km 26'12"(5'14"/km)】

折り返して西向きになると、想定どおりの向かい風に加え、橋の影響でコースが上下に波打つような感覚になる。同じ道を引き返すだけの約2kmが、今回もっとも厳しい区間だった。ペースが落ちても、脚だけは止めてはならない。
37km付近の左折で一度風向きが変わるが、すぐ先の右折で再び向かい風となる。ただし、コースが市街地に入り道幅が狭くなった分、風は先ほどよりやや弱い。
片側1車線となりランナー密度が高くなったことで、心が折れかけている他のランナーとリズムを合わせることができる。レース終盤にこれができる点こそ、他にはない別大ならではの素晴らしさだと感じた。


【40-Finish 11'19"(5'09"/km)】

視線の先に、40km関門の係員が見えてくる。その係員の口から聞こえたのは「残りあと4分」という声だった。
40km地点、最後の関門を無事クリア。時間切れによる収容の心配がなくなり、内心でガッツポーズを取る。
残りは西へ1km、北へ1km。同じく時間ぎりぎりで関門を通過したランナーたちに囲まれながら、競技場を目指す。終盤に大きく失速することもなく、無事27分台でフィニッシュ。


【その後】

トラック外側をぐるりと回り、隣接する高校の多目的室へ移動して荷物を受け取る(この間の導線が異様に狭い)。脚の痛みでシューズを脱ぐのも一苦労だったが、多目的室で座り込んでも動けなくなるほどではなかった。

結果については、終盤の向かい風によるペースダウンも含め、ほぼ予定どおり。疲労で歩く場面もなく、予定外のトイレ立ち寄りについても、前半に作っていたやや多めの貯金でほぼ帳消しにできた。3か月前のぐんまマラソンで3時間30分以上かかったことを考えると、現実的な範囲でよく走れたレースだったと思う。

その後、大分駅行きのバス待ちの列に並ぶが、ここで前回依頼した完走タオルへのフィニッシュタイム刺繍サービスを、すっかり失念していたことに気づく。前回は競技場屋内練習場からの動線だったため、今回はまったく意識に入っていなかった。
また、今回は競技場側へ回っていれば、青山学院大学の即席会見にも遭遇できたかもしれない。

次回のフルマラソンは未定だが、今回の記録により、2年後の別大へのエントリーが可能となった。来シーズンは、非公認コースや難易度の高いコースなど、これまで未経験のフルマラソンにも挑戦してみたいと思う。