北九州マラソン 2015年2月8日

【当日朝】
●5時少し前、いつものように起床。前日夜に購入したパン2個とジュースの軽い朝食。本番の服装と飲食物を確認、トイレもしっかり済ませる。
NHKで天気を確認。八幡東区は朝9時が8℃で12時が5℃に下がる予報。昨年は気温上昇で後半バテバテになった記憶があるので、これは自分には好都合かも?6時半過ぎにチェックアウト。
●6時35分、ホテルをチェックアウト。最寄りの枝光駅まで数分の歩くルートは、本番の9~10キロ区間。特に寒くはないが、前回より西の風がややある感じ。ということは32キロからの折返しが少し向かい風になるかもしれない。
●6時58分、枝光から小倉行きの電車に乗る。車内は既にランナーで埋まっている感じ。10分ほどで最寄り駅・西小倉に着く。大半の乗客がどっと降りていくが、今回はあえて次の終点・小倉まで乗車。
●7時10分、小倉駅下車。改札前では東九州グルメ市のようなイベントが開かれている。スタート地点の小倉城方面でなく、フィニッシュゲートのある国際会議場のほうへ。
●7時20分、フィニッシュ地点周辺。この時刻にここにいてはあまり時間の余裕がないが、是非とも開始前に見ておきたかったため。ただ残念ながらフィニッシュ地点30メートルくらい手前で規制され、肝心のゲートもまだ道路に置かれ釣り上げる前だった。作業中の様子を見届けながら来た道を戻り駅改札前を通過、小倉城方面へ。大勢のランナーと多くの誘導スタッフのお陰で、道に迷う心配はない。
●7時50分、スタートエリア到着。朝からどんよりとした空だが、このあたりからポツポツと雨が降り始めてくる。更衣スペースは市役所地下部分の広い駐車場のため、悪天候でも足場の心配がいらないのがこの大会の素晴らしいところ。着替えながらスタート60分前にまんじゅうを口にする。
●8時20分、小倉城前広場で荷物を受付終了10分前に預ける。トイレの行列に並ぶとここから20分くらいかかりそうなのでパス。到着したときはまだガラガラだったのでその時使っておけばよかったと後の祭り。(結局レース中トイレで困ったことはなかったので問題なし)
●8時25分、スタートブロックすぐ横の勝山公園下トンネルで待機。封鎖した両側2車線のため広さに余裕がある。ブロックABCのランナーを中心に100人以上はいたであろうか、思い思いにアップなどしていた。ちなみにそこにいたほぼ全員が主催者配付のビニールポンチョを着用。(個人的には予め持参した昨年のポンチョを使用)
●8時30分、荷物預かり終了のアナウンスを聞いたあと、ゆっくりとスタートブロックBに入る。前から6列目くらい。すぐ後ろのCブロックは人がぎっしり、前回はCに1時間前から場所取りしていたことを思うと、ひとつブロックが前になっただけでこれ程余裕が出来るもんなのかと。
●8時50分ちょっと前?開会セレモニーが始まるとヘリコプターの音も騒がしくなり、いよいよといった雰囲気。気持ちが高まってくる。
【0-5km 22'03"(4'25"/km)】
●9時00分、北九州市役所前をスタート。
ゲートまでのタイムロスは21秒、グロス/ネットのタイム差はほとんど気にならないレベル。すぐにゆるい下り坂。
(以降、スタートからの距離単位で記述)
●0.5キロ、西小倉小学校。
最初の交差点を左に曲がる。まだスタートから3分程度だが、既にコース渋滞は感じられない。このあたりがBブロックとCブロックの違いなのか。
目の前をいきなり横切られてヒヤッとする場面もあったが、同様せず周りのランナーとペースをあわせることに専念。みんな自分と同じ走力レベルのはず。
●5.0キロ、三条交差点付近。
最初の給水はコース右側。そのため手前で薄手グローブ右手をを外すが、手の冷えの心配はなかったため、左も同時に外し右ポケットへ収納。右手でヴァームを取り口にする。このあたりからやや向かい風かな?という感じ。前のランナーの後ろについていくよう心がける。
【5-10km 20'46"(4'09"/km)】
●5.8キロ、大蔵公園前。
このコース最高地点?手前から下り坂に。特に中央三丁目交差点(5.5キロ)を右折するとそこそこ急な下り。前回ここでペースを上げすぎた反省を活かし、ブレーキをかけるように駆け下りる。ここぞとばかり追い越しているランナーの背中を見ながら「後半バテるぞ~」と心の中で。
●7.1キロ、いのちのたび博物館。
博物館の周りをぐるりと折り返す。この辺りはだだっ広いので一見平坦に見えるが、実はずっとコースに傾斜あり。7.5キロの給水は通過。
下り調子は枝光交差点(9.5キロ)まで続く。左側歩道に制服のアイドルらしき数人が応援(HKTではないようだが・・・)思わず手を振る。
●10.0キロ、枝光三丁目。
予定通りの給水、そして時刻表示確認。43分10秒は多分悪くはないのかな、そんな感じ。(既に1キロラップを計算する頭がなかった)ここから少しだけ上りになるが、そこを過ぎれば後はほとんどフラットなコース。
【10-15km 20'31"(4'06"/km)】
●11.0キロ、牧山郵便局付近。
若戸大橋を視界に入れつつ下り坂へ。このあたりから追い風を受けているのがはっきりと感じられる。門司港まではこのまま追い風、そしてその後折返しの向かい風はちょっとキツいかも・・・ならば門司港まで、行けるとこまでいってみよう!風にまかせて走ることにした。
●12.0キロ、戸畑駅前。
ここからしばらくは沿道の応援が多い。ナンバーカードに書かれた「あすべぇ~がんばれ~」の声も何回か、とても気持ちがいい。
●15.0キロ、中原跨線橋付近。
あえて時刻表示を見ないよう、やや薄目にして通過。10キロで計算できなかったので、15の割り算したら頭がごちゃごちゃになりそうだったため。でもヴァームはしっかり取る。
【15-20km 20'30"(4'06"/km)】
●17.2キロ、青葉1丁目。
マックスバリュのある交差点を左折し、高速道路の下を走る。全コースの中で唯一圧迫された感覚?がある区間。400メートル進むと東港ジャンクション付近でJR線の下をくぐるため、ちょっとしたアップダウン。
●18.0キロ、東港公園前(第6給水所)
このコース最初の給食。一番手前でスタッフがバナナを差し出すが、バナナはどこでももらえるので通過。その先にクロワッサンが視界に入り、しっかりと掴む。その手前にあった塩飴と羊羹のことはすっかり忘れていた(笑)
手にしたクロワッサン、表面がパリっとして型崩れしない。また手から滑らない多少のベタつき具合が絶妙??ペースもクロワッサンも落とすことなく、数分かけてちびりちびりと食べていた。
●20.0キロ、浅野三丁目。
ここでまた給水、今度は20の割り算に自信があったので時刻表示をしっかり見ると、1時間24分台。5分加えても確実にハーフ90分を切るペース。追い風の恩恵を受けていることを、初めて数字で理解。
【20-25km 20'43"(4'09"/km)】
●21.0975キロ、末広一丁目バス停付近。
中間点での時計表示は1時間28分45秒。昨年10月の前半暴走?したアクアラインの中間タイムより2分以上も上回っている。ただこの時は「そりゃそうだろ追い風なんだから」と既に当たり前感覚になっていた。
●22.7キロ、赤坂海岸交差点先。
2回目の給食。最初に見えたトマトは取らず、スタッフが差し出していた何か黒い棒のような梱包されたものを受け取る。その時はそれが「半生かりんとうドーナツ」とは分からず、「黒糖でも揚げたもの?大きかったら胃袋にきついけど5センチで良かったぁ」と思っていた。
ちなみに、ここでは湖月堂の栗饅頭もあり、すぐ左側に本社があったそうだ。もう少し予習しておけばよかった。
●25.0キロ、もじ楽の湯前。
ここでもまたしっかりと給水。門司駅が近いこともあり、沿道の観客がまた増えてきた。そういえばコース上にベスト電器がやたら目についたが、ヤマダ電機は初めてかも。
【25-30km 20'56"(4'11"/km)】
●26.5キロ、大里本町一丁目。
この先で昨年は予想外の工場の臭いにちょっとウッときた記憶があり、個人的に要注意区間。今回は風があり、最初のうちは臭いを感じず。しばらくして妙に甘い香り?看板を見たらどうも砂糖を作っている工場のようだった、納得。
●27.0キロ、大里元町。
3回目の給食は、前回話題になっていたオリジナル菓子「KITAポン」。地元のお米をポンポン菓子にして周りを甘くコーティング、これは軽くて食べやすい。
●28.1キロ、片上海岸交差点付近。
この辺りから先頭集団とすれ違うが、明らかに険しい表情。数メートル左が海ということで風の影響をまともに受けているようだ。という自分のほうは背中から風を感じる。かなり強そう。
●30.0キロ、ホテルルートイン付近。
時刻表示を確認、2時間5分51秒。あと12キロ余をキロ5分ペースで1時間かかったとしても3時間5分台。ここで足さえ止めなければ8分台の自己記録が更新できることを確信。そして時速13キロ(キロ4分37秒)を維持できればもしかして・・・の期待。目標を3時間5分からどこまで短縮できるかに修正。
【30-35km 22'34"(4'31"/km)】
●30.5キロ、西海岸一丁目交差点先。
ここで公式サイトにも記載のなかった「焼きうどん」エイドを発見。だがかなりのペースで走っているゆえに麺を食べながらはさすがにキビシイだろうとパス。実際自分の周りでも手にする人を見かけなかった。
●30.9キロ、門司港ロータリー手前。
3時間ペースランナーの集団とすれ違う。そこからロータリー折返しの2倍で約66秒遅れでついていってることが判明。ロータリーを回ると一転向かい風に。上体をやや前傾姿勢、歩幅を少し小さくピッチを早めの走りにシフト。
●31.6キロ、関門海峡ミュージアム前。
桟橋方面へ右折すると、海からの強烈な風。想像していなかった事態にここから体力の消耗が激しくなる。
●31.9キロ、第二折返し。
海のすぐ3メートル横を爆風を受けている。この地点はバックに関門橋が入る絶好の撮影スポットであるが、とてもカメラを意識して走れる状態ではない。風を避けようとやや蛇行、その影響で32キロ過ぎの給食を取り損ねるハプニング。西海岸一丁目に戻る直前では風に煽られた海水がコース上にたたきつけられていた。
西海岸一丁目交差点の先で再び呼吸も心配になるような突風。横を走っていた二人組から「もう笑うしかないよ」と半ば開き直り発言も聞こえてきた。
●35.0キロ、神鋼メタル付近。
3時間まであと何分か確認しようと時計表示を見たはずだが、記憶が残っていない。それほどまでに激しく体力を消耗。ただハムストリングスは痛くないのでまだ止まることはないだろう。
給水はスタッフが差し出したものを2回取り損ね、テーブルに置かれたものをようやくつかむ。2ヶ所続けてのエイド失敗は精神的なショックが大きくなるので、取れて助かった。
【35-40km 24'30"(4'54"/km)】
●37.0キロ、大里本町三丁目交差点先。
コース上でランナーに声をかけながらハイタッチをしている有森さんを前方に発見。前回はレース中見ることができなかったが、今回は自分から手を出しにいき、無意識のうちに「がんばります!」と声を絞り出していた。
●37.5キロ、門司駅前北交差点先。
最後の給食エイド。有森さんのハイタッチでここまでは元気を出して走れた(笑)
パックに入れた小倉牛を取ることも可能だったが、食べるタイミングがわからずパス。(勿体無いことした?)チョコクロワッサンのほうを取り左手で握る。
ここで、持参していたショッツやのど飴をまだ口にしていないことに気付く。だがクロワッサンで片手がふさがり、袋を開封できない。かといって一気にクロワッサンを食べてしまえばお腹の負担が心配。結局何も食べずにそのまま走ることに。
●40.0キロ、赤坂海岸交差点。
ここの時刻表示を見て、3時間まで残り7分。3時間を切るのは不可能と判明。それどころか、ペースが更にガタ落ちしており3時間5分も間に合わなくなる可能性が。もう残り2キロ、ここで歩いたらこれまでの40キロが無駄になる、手にしたクロワッサンにも申し訳ない?そんな気持ちで意地でも足を動かす、既にキロ5分10数秒まで落ちており後続ランナーに次々と抜かれていく。
【40-Finish 11'35"(5'17"/km)】
●41.9キロ、砂津大橋東。
既にフィニッシュ地点の西日本総合展示場が視界に入っている。あそこまで行って早く終わらせたい、でも着いたらもう大会が終わってしまう。様々な感情が入り乱れた状態。時計は確認していなかったが、フィニッシュゲートに4分台の表示が。クロワッサンをしっかり握りフィニッシュ。
結果、3時間4分30秒。前回フルのつくばマラソンの3時間8分58秒を4分28秒上回る自己ベスト更新。
30キロまでのキロ4分10秒ペースから、40キロ以降はキロ5分17秒と落差が激しい。だがこれは終盤の落ち込みを覚悟のうえでの、30キロまでのペース。それゆえ後悔はしていない。
むしろ、終盤に備えて追い風でもいつものペースで走っていたところで、あの風では結局失速して温存分が無駄になった可能性が高い。
普通に考えれば今回の北九州の気象条件、とても自己ベストを狙えるようなものではなかった。だが実際にはつくばの時にまるで手が届かなかった3.05突破の目標をクリア。
インターバルやスピード練習やらあまり面倒なことはせず、ただ2ヶ月半で1,111キロを走ろうだけを目標に練習。それでも結果を出せた。だがここから先はそう甘くはないはず。練習内容を進化させなければ、記録も伸びていくことはないであろう。これまで以上の試行錯誤を繰り返すことになるはずだ。
3時間切り、そしてその先を目指すために。
思えば、グルメも景色も、そして風も?個人的にはネタが盛りだくさん過ぎる北九州マラソン。名前入りのナンバーカードも声をかけられると気持ちいい。
来年の2月は別の大会(別府大分とか)に出場するつもりだが、でもまた北九州走りたい気分・・・

